甘い社員旅行 

ついに拓也の指が太腿の下に侵入し、熱く煮えたぎっている部分を捕えた。
アンダーヘアを優しく撫でながら優しく首筋にキスをする。
内側の花弁を上下に擦ったり、両側から挟んだりしながら入り口付近を弄る。
好きな人に初めて自分の秘部を触られる時は、いつも顔から火が出そうな位恥ずかしい。

「なんかお湯とは違うヌルってしたものが出てる」
「そんなこと言わないのっ!」
言葉攻めされるなんて悔しいけど、拓也の言うようにずっとずっと濡れていた。
充血して少し膨らんだ陰核を指先でそっと触れられると体中に電気が走る。
上下に、左右に、変化をつけながら小刻みにくにくにと刺激される。
途中でヌルッとしたものを指につけて摩ると、蕩けそうな程気持ちがいい。
下半身がジワジワと痺れを感じてきた。

「拓也、ダメ・・・やめて・・・」
本当はやめて欲しくないのに言わずにいられない。
「イっちゃっていいよ」

私が感じるところを執拗に、ますます激しく攻められる。
このままだと最後までいってしまうかもしれない。
絶頂へ上りかけていたその時、脱衣所に人の気配がした。

誰か来る・・!
物凄い勢いでバスタオルを直して、拓也から少し離れた位置に移動した。

ガラガラとドアが開く音がして中年の男性が一人入ってきて、その後すぐに女性も一人入ってきた。
夫婦なのか不倫仲なのか分からないが二人は親しい関係のようだ。
混浴に若い男女がいるのは珍しいのか、チラチラとこっちを見ている。
二人の間に一気に気まずい雰囲気が流れる。
さっきまで淫らなことをしていたのがばれていないだろうか。
タオルや髪の毛が乱れてないか気になって落ち着かない。


「・・・そろそろ出るか」
「・・・うん」
拓也に促されてそそくさと浴室から出ると、はぁ〜っと脱衣所でため息をついた。
もう少しで頂点に達していたのにあの二人に邪魔された気分になり、 もどかしい気持ちでいっぱいだった。
熱くなった心と身体はまだ火照ったままだ。
こんなに濡れてるのにどうしよう…

敏感な部分は愛液でぐっしょりと濡れていたので、洗い場で流してしまいたかったが、あの夫婦がいたために出来なかった。
仕方なく乾いたタオルで拭き、新しい下着を身に着ける。
このまま部屋に戻って大人しく寝る?
ううん、今の高ぶった状態じゃとても眠れそうにない・・・。
ある事を思いつくと、急に心臓が高鳴り始めた。

脱衣場を出て、私は近くのトイレに向かった。
中に入ると芳香剤の良い香りが立ち込めていた。
一番奥の個室の中に入り、便座の上に腰かける。
浴衣の中に片手を入れて、胸を官能的に揉みしだいた。

あぁん、もっともっと触って・・・

「あ・・・ふぅ・・・・」
拓也に触られていることを想像しながら、私はどんどん乱らな行為に浸っていく。

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愛しの彼といつもより♡なHを

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