甘い社員旅行 

何も言えないでいると、素早くパンティの中に指を挿し入れ、直に触れた。
「もうびっしょり・・・」

入り口に指を当てると、そのまま蜜つぼの中に進入させゆっくりとピストン運動を始める。
くちゅり、くちゅ、くちゅ・・・
わざと大きく音を立てるように指を動かせて楽しんでいるようだ。
ザラザラした部分を指の腹を密着させながら押してくる。
私はただ小さく喘ぐしかできない。
中の締め付けが強くなって来た時、途中でサッと指を引き抜かれた。

何で?
やめちゃうの?

「さっき女子トイレでしてたこと言わないと続きしないよ」
「そんな・・・」

一人でしてたことなんて言えるわけがない。
それでも欲しくて欲しくてたまらない。

「オナニーしてたんだろ?」

しばらく沈黙が続き、どうしようか迷ったが渋々頷いてしまった。

「分かった。ちょっと待って」

トランクスを下ろし、アレを装着しているようだ。
準備が終わると、拓也は便座に座った。
直立しているものを横目で見ながらどぎまぎしてしまう。

「あんまり見るなよ。恥ずかしいんだから。」

そんなこと言われるとますます恥ずかしくなってしまう。

「・・・上に座って」

私は拓也と抱き合うようにして、固くなった拓也自身を宛がった。
挿入しようとするがつるっと滑って入らない。
何度か試しているとしっかりと捕らえ、にゅるりと入った。
抱きつきながらゆっくりと腰を下ろしていく。
狭い膣内を押し広げながらズンズン奥へと突き進んでくる。

「っ…。はぁ…入ったな」

拓也が低い声で言った。 しばらく二人ともじっとしたまま繋がっていると、奥の方が段々甘い疼きに変わってきた。

「どんどん乱れさせてやる」

拓也はそう言うと、ぺろりと私の耳たぶを舐めあげた。
同時にゆっくりと大きく、最後まで丁寧にストロークを始める。
向かい合って抱き合いながらするセックスは甘くて、互いのカラダが一つに蕩けそうだ。
拓也はごそごそと私の浴衣をまさぐると、片手で敏感な二つの突起を指先で刺激してきた。
突起は一気に固くなり、刺激は下半身の方にも伝わって入り口がきゅっと締まる。

「あんっ!だめぇっ!!」

私の少し大きな喘ぎ声をサインに拓也は強く激しく突き上げてきた。
徐々に強くなってくる快感に耐えるので精一杯で、周囲のことは気にしていられない。
切ない吐息が交じり合う狭い空間・・・。
ダメ・・・。ほんとにイっちゃうよ。

拓也の息も荒くなり、私に気を使う余裕もないようだ。
熱い吐息がかかるのを髪に感じる。
スピードを速めてズンズン攻めて来られると、やがて臨界点を超えてしまう。

「もう駄目っ・・・限界・・・」
拓也に揺さぶられながら私は泣き声を出した。
「ああ・・・・・・イッていいよっ・・・!」
拓也も苦しそうな声で答える。
「あ・・・あぁ・・・っ・・・・・・・・・・・」
「はぁはぁっ・・・・・・奈緒っ…!」

大きく突き動かしてくる拓也のものを、私はぎゅうぎゅう締め付けた。
拓也も少し腕を震わせながら、最後まで吐き出しているようだった。
二人ともはぁはぁと肩で大きく息をしている。
ぐったりしてしばらく動けない。


少しして拓也がやっと口を開く。

「実は、オナニーしてるかどうか聞いたのは、はったりだったんだよねー」
「はぁ!?あんたって最低!」

この時ばかりは嘘をつき通せば良かったと後悔した。

「奈緒がオナニーしてるところ想像したら興奮しちゃった。今度してるところ見せて?」
「バカ!絶対いや!」


------------終わり------------

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