二人で一人エッチ 2

ジジーッとズボンのジッパーを下ろす音が聞こえる。

「俺の触って」
拓也の大事なところを触るよう促される。

「もうこんなになっちゃった」
トランクスの上からそっと手を触れると、そこにはピンと固く張り詰めたモノがあった。軽く握るとそれはぴくりと動いた。

「興奮してるの…?」
「そりゃしてるよ。こんな新鮮なエッチビデオなんて初めてだし。 今度は奈緒も脱いで」

私はスカートを脱ぐとパンティ1枚だけの姿になった。

「こんなの恥ずかしいよぉ」
「大丈夫、一緒にするから。ビデオ見ながらリラックスしようよ」

ビデオの中では既に男性が女性の股間に顔を埋めて口での愛撫を始めていた。
ぴちゃ、ぴちゃ、くちゅ、ちゅっ・・・
粘着質で卑猥な音が響き渡っている…。
女性は切なげな声を発しながら太ももをかすかに震わせている。
自分もあんな風に気持ち良くクンニされる様子を想像しながら、中心をじゅんと潤わせた。

「じゃあ、胸に手を当ててみよ」

拓也に言われるがままに自分の胸を手で包んだ。

「手動かしてみて・・・」
「うん」

両手を使ってさわさわと胸の表面を撫でてみる。
さっきからじっと見られているのが恥ずかしいのでまだ遠慮がちにしかできない。

「ねぇ、拓也もしないの?」
「俺?」
「うん。胸揉んでみて」
「男がオナニーで胸揉むかよー」
「じゃあ、乳首。感じないわけじゃないでしょ?あたしが触ったら気持ち良さそうにしてるじゃん」

この際だから拓也にも恥ずかしいことをしてもらおうと意地悪っぽく言ってみる。
「しょうがないなぁ」と言いながらぎこちない指で自らの小さな突起を弄りだした。

「あっ」

始めてからすぐに小さな声を漏らしたのを聞き逃さなかった。

「何かこういうの恥ずかしいな」
「当たり前でしょ。拓也が言い出したんだからちゃんとやってもらわないとね」
「わかったよ。ほら、奈緒も手動かして」

拓也が一緒にやってくれていたら少し大胆になれる。
胸の 外側から大きく揉みしだいて、思い切って中心の先端に触れると 体に電流が走ったような衝撃があった。
体の中でくすぶりかけていた官能の火が一気に燃え上がった。

「あっ、ん・・・」
「俺に触られてる時みたいに、もっと声出して」
「そんな・・・恥ずかしくてできないよ」
「今はそんなこと気にしなくていいからさ。ほら、ビデオ見て」

言われるままに、画面を見るとフェラをしていた。
時折、男性の低い喘ぎ声が聞こえてとてもセクシーだ。胸がきゅんと締め付けられる。
舐められてるあの男の人のものはどんな風になっているんだろう。
きっとカチコチに硬くなっていて、先端から透明な液体を流しているかもしれない。
行為の最中の他人の性器を想像して、たまらなくなってしまった。
指先で乳首を刺激したり、摘んで動かしていると、女性の中心がビクビク動いてきた。
胸だけじゃなくて、早く下の方にも触れたい…。ねぇ。
座ったまま太ももをぎゅっと閉じたり、お尻をむずむず動かしていたら聞いてくれた。

「気持ちよくなってきた?」

私はこくんと頷く。
突然、拓也が 私の股間に手を伸ばしてパンティの上から秘部をぎゅっと押した。

「あぁん」
「でもまだ触っちゃダメ」
「何で・・・?」
「もっと沢山濡れるまでここには触っちゃだめだよ」
「いじわる・・・。パンツ汚れちゃうよ」
「汚れたら新しいの買ってあげるよ」
「もうっ」

ビデオでは、シックスナインの体制になって、お互いの性器を口と手で愛し合っていた。
二人とも気持ち良さそうな吐息を漏らしながら、必死で求め合っている。
こんなのを見せ付けられて、触れないなんておかしくなってしまいそう。
さっきからあそこがひくひく勝手に動いて止まらない。
早くあそこに触りたいよ。

「はぁ…。俺も奈緒が感じてるの見てたらやりたくなってきた。一緒に脱ご」
「うん」

お互い自分で下着を脱ぎ、もう身に着けているものは何もなくなった。
パンティの真ん中の部分は湿っており、明るくなった時に見られたら恥ずかしいので、丸めてその部分が見えないようにしておいた。
私もちらっと彼の部分を見ると、そそり立ったものが目に入り、いつものように触りたくなってしまう。
棒を握ると、私に見せ付けるようにしてゆっくりいやらしくしごいた。

「はぁ・・・・」

切なそうに声をあげる。普段は絶対他人には見せられない、タブーな行為を見ることができて胸が高鳴っていた。

「奈緒も触っていいよ」

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愛しの彼といつもより♡なHを

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