スパイス 名前変換

 はある駅前の歩道を、鼻歌を歌いながら軽い足取りで歩いていた。
 今日は近所の自宅で会うのではなく、の新しい住処を訪ねることになっている。
 大学に進学したは、大学のすぐ近くにあるアパートを借りてそこから通っているという。 都内や周辺の県なら普通は自宅から通うというのに、さすが自分で稼いでいる学生は違う。
 教えられたアパートに着き、ドキドキしながらベルを鳴らすと、が笑顔で出迎えてくれた。
「どうぞ、お上がり下さいませ。お嬢様」
「あはは。お邪魔しま〜す」

 窓が大きくて日当たりが良く、オフホワイトの壁紙の明るい部屋。 10畳程の部屋にテレビと机、小さな本棚、コンポ、隅にはベッドが置かれてあった。
 はローテーブルの前に座ると、そっとの方を見ていた。
 お茶を準備してくれているの横顔を見ると胸がきゅんと疼いた。会えない間、どれ程夢に出てきたことか・・・。 少し見ない間に、さらに大人っぽくなって色気まで出てきた気がする。
「何?ぼうっと俺の顔眺めて。見惚れてんのか?」
 やけに大人しくしているに気付いたが指摘した。
「違うって!何であんたに・・・。この部屋、の割には綺麗に片付いてるじゃない」
 図星だったは赤面しそうになり、無理やり話題を変えた。
 危ない、こいつって人の視線に敏感だ。
 さすが芸能人やってるだけあるわ。
「・・・だろ。俺は大学生になってから変わったんだよ」
 に誉められたは、お茶をテーブルに置くと腕を組んで得意気に言った。
 実家の2階にある漫画やCDがあちこちに散らばっている生活感が表れている部屋とは違う。
「ほんとは今日が来るから、一生懸命片付けたんだけどな」
「ぷっ。やっぱり・・・」
 二人で顔を見合わせて笑った。
 やがて沈黙が訪れると、静かに見つめ合った。二人の胸が高鳴り始め、互いに触れたいという欲望が生まれる。
「何か久しぶりだね・・・」
 気持ちを確認するようには会話を繋げる。
「うん」
 前に会ってから1ヶ月以上は軽く経っている。は仕事が忙しかったり、 も大学のサークルやバイトがあったりでなかなか会える機会が少ない。 がCMで可愛い女優さんと共演しているのを見たり、早朝から仕事に出かけることを聞かされると、が遠い世界の人に思えて、何だか自分だけ取り残されている気がした。
 自分と二人きりでいる時は、素の自分を見せてくれる。会えるこの日をどんなに心待ちにしていたか・・・。
・・・」
 先に堪えきれなくなったが唇で想いをぶつける。もう少しで負けそうになっていたも夢中でを受け入れる。何度も顔を組み替えては唇を貪欲に求めて止まない。するりとの舌が入ってきて、の口腔内を撫で回す。二人の舌がしっとりと絡み付き、好物を貪るように啜り合った。ほろ苦い紅茶が、口の中で甘いジュースに変化する。

 ずっとキスしたかった――。
 初めてキスした時から、二人とも自分の気持ちに確信が持てた。今までただの幼馴染だと思っていたのは、そう思い込もうとしていただけだったと。

 は火照った気持ちを鎮めるために、少し震える手で残りの紅茶を飲んだ。も隣で黙ったままゆっくりとお茶を飲む。
「ねえ、テレビつけてもいい?」
 いつもと違う部屋の感じに戸惑っているは、リモコンを指差してに尋ねた。
「別にいいけど、今の時間面白いのやってないんじゃないの?」
「いいの。あたしテレビっ子だから、何でもいいからついてる方が落ち着くっていうか・・・」
 リモコンを操作して全てのチャンネルを覗いてみたが、案の定、興味を惹かれる番組はない。
「それより別のことしようぜ」
 がいかにもつまらなさそうに嘆いた。
「そうだね・・・どこか出かける?」
 時計の針はもうすぐ11時を指そうとしていた。天気が良いので、このまま外出してランチをするのも良いかもしれない。
 しかし、は乗り気ではなかった。
「行かない。ここでとしたいことがある」
 はテレビを消すと、に密着し腰に手を回した。
「・・・何をしたいの?」
 は急に早くなった鼓動を気付かれないように願いながら、 に尋ねる。雰囲気的にあの事であるとは予想できたが、恥ずかしくて先に言うことはできない。
「そろそろいいだろ?あれからもう何ヶ月も経ってるんだから・・・」
 ふいにの頭の中に、ベッドシーンの練習をする時に、体を重ねてしまったことを思い出した。あれからもう3ヶ月以上は経過している。
 あの後は、『しばらくエッチはなしね』とに釘を刺しておいた。体だけの関係になるのが怖かったから。自分の方がより年上である故、優位な立場でいたかったから。いや、本当は自分自身を焦らしたかったのかもしれない。空腹は最高のスパイスであると言われるように、セックスも焦らした分だけそれに比例する快感が得られることを知っている。
 が実家で暮らしていた時、何度か互いの家を行き来することがあった。若い二人は当然、そういう雰囲気になる。しかし、階下には家族がいるために、半裸になりかけた互いの体を泣く泣く離しては、一人になった時にそれぞれ自分の体を慰めていた。
 は女優とベッドシーンの撮影を行った時、 との行為を思い出し、下半身が反応してベッドから出られなくなることもあった。も同じだった。夜、一人でベッドに入ると、手が自然と下に伸びてしまう。との触れあいを我慢し過ぎて、今死んだらどうしよう等と考えることもあった。

「ここでを思いっきり抱きたい」
 の掠れたような声が聴覚を伝わって、体の奥深くを刺激する。
「んっ・・・でも、まだ昼間だよ・・・」
 耳朶を甘噛みしてくるに、反応を隠しきれなくなったは口だけで精一杯の抵抗をする。
「もう待てない。これ以上待ったら俺、おかしくなりそう・・・」
 もそうだった。既に体はおかしい程の変化を起こしていた。が隣にいるだけで、脈拍と血圧は上がり、体温は上昇し、に囁かれるだけで腰の辺りがじゅんと疼きを起こす。春の穏やかな日差しが差し込む二人きりの静かな部屋で、二人とも我慢の限界だった。
 何も言えなくなったの唇をは奪った。その瞬間、の中で理性を繋いでいた糸がぷちっと切れた。互いの欲情を引き出すように唇を吸い合う。じゅっ・・・ぶちゅっ・・・とはしたない音が口元から漏れるが、そんなことは気にしてられない。二人は立ち上がると、もつれ込むようにベッドに倒れた。
 は荒々しくの服を脱がせてゆき、自らの服も乱暴に脱いだ。 もそれに手を貸した。気持ちが上ずり、荒くなる息を抑えようとして苦しくなった。素肌が現れると、待ちきれなかったかのように性急に舌を這わせた。
 首筋を伝って唇が下りて行く。白い素肌が愛しい人によって赤く染められていく。胸元に顔を埋めたの髪の毛がの顎をつんつん刺激する。その全てが愛しく思えて、切なげに溜め息を漏らした。それと同時に大きな快感の波がの心を支配していった。
「んんっ・・・あぁっ・・・」
 普段は勝気なが自分の下で控えめに喘いでいる。その声はの男の部分を痛い位に刺激した。
 前回はにベッドシーンを教えてもらうという名目でエッチしてしまったので、楽しむ余裕なんてなかった。でもあの時のぎこちないセックスを思い出しても眠れなくなる。誰にも邪魔されずに、こんな風に裸のを抱くことをどれ程夢見ていたことか。

 ずっと我慢していたこと、の小ぶりで形の良い胸を感触を楽しむように揉みしだく。柔らかくて気持ち良くて、触っているだけで仕事で疲れた心を癒してくれる。時折、真ん中の蕾に手のひらが触れると、体がぴくんと反応した。の顔を見ると顔を歪めて、口に手を当てて、必死で我慢しているように見えた。
「声、我慢しなくていいのに」
「ん・・・でも・・・」
  に言われても自分のプライドが許さないのか、は躊躇する。
「誰もいないから思いっきり出せよ。その方がお互い気持ちよくなれるって・・・」
 の唇が固く膨らんだ蕾を掴んだ。そして、舌でぺろりと舐めあげる。
 の体に衝撃が走った。全身が高揚して腰が跳ねそうな程の快感が襲ってくる。
「ふぅ・・・」
 それでもは声を出さずに耐えていた。鼻からそっと息を吐く。
 そんなを見て、は執拗に先端を舌で弄った。感覚を研ぎ澄まさないと触れられているかどうか分からない位の優しい舌使い。しかし、敏感にな っているには充分だった。 が舌を動かす度に秘所はじわぁっと熱く燃えて、悦びの液体がこぼれ出した。

 あたしもう駄目・・・。 に舐められると気持ち良過ぎて、頭がおかしくなりそう。
 気持ちいい、もどかしい、恥ずかしいけれどももっともっと弄って欲しい。
・・・」
 うっとりと恍惚の表情を浮かべたを見つめる。胸を掻き毟られるような愛しさが込み上げてくる。
「何?」
 は知らん振りして、両胸をまんべんなく可愛がってやる。
「き・・・・・・気持ちいいよぉ・・・」
 ついにがこらえ切れずに本音を漏らした。強がっていたが自分を解放した瞬間だった。
 もう恥ずかしいところを見られてもいい・・・
 の前で一人の素直な女の子になれては幸せだった。の片手はわき腹を通って下肢に辿り着いた。内腿を熱い手で撫でられては身をくねらせながら喘いだ。
 でも欲しいところに触れてはくれない。もっと気持ちよくして欲しいのに・・・。乳首を丹念にねぶられて下半身はとろとろに溶けてしまったというのに。
「ああぁん、あんっ・・・はぁっ・・・」
 切ない声で訴えかけようとしたけれど、は気付いてくれない。
 は自身の限界までを感じさせてやろうと必死だった。はいつも上から目線で接してきて、弟のようにしか思われていないんじゃないかと感じることがあって、少し不安だった。
 太股の際に触れると、湿った感触が指に伝わる。
 淡い茂みを掻き分けて窪みを探ると、そこは源泉のように温かい水が湧き出ていた。
 のやつ・・・こんなに濡れてたなんて。
 ぱんぱんに硬くなったのものが早くこれに挿れてしまいたいと疼き出す。もう少しの辛抱だ。なるべく自身を刺激しないように、の脚に当たるのを避けて慎重に体勢を変える。
 幾重に重なった花をそっと手入れすると、もっと奥へと誘うように全体がふるふる震えると共に、開いた花びらが雨でびしょびしょに濡れてしまう。
 熱く蕩けきっていた秘孔へ、ずぶずぶっと指を差し入れる。は粘膜の構造を探りながら、きつく絡み付いてくる に感動を覚えていた。挿入を浅くすると、お腹側にあるざらざらした一点を集中的に攻めた。
「んんっ・・・・・・」
 子宮がきゅうんと収縮し、遠慮がちに開いていた脚がじわじわと大きく開きだした。
 こんなところを見られて恥ずかしい。でももっと卑猥でキモチよくなれる事をして欲しい。相反する気持ちが混ざり合っての興奮を掻き立てた。
 指をくの字に曲げて蜜壁を叩くと、くちゅ、くちゅ、と粘ついた音を響かせた。
「やだ・・・・・・」
 は下半身から聞こえる自分の音に恥ずかしくなり、顔を横に背けた。そんなを見て、はわざと音を大きくしようと中に空気を入れながら仕打ちを与える。
「すっげーいやらしい音」
「そんなこと言わないでよ・・・」
 は頼りない目で軽く睨んだ。本気で怒ることはできない。だって気が遠くなりそうな程、気持ち良くて濡れてるんだもの。

 は指を引き抜くと、の膝を立てて大きく開かせた。赤く濡れた秘所がの目の前で露わになる。の愛撫によって入り口がうっすらと開き、周辺がぐっしょり水浸しになっていた。
「じろじろ見ないで」
 の熱い視線を感じたは脚を閉じようとするが、 の男の力がそうさせない。
 「 のここ綺麗だよ・・・あと、かなり濡れてる・・・」
「ばかっ!」
 腕を伸ばしてを小突こうとすると、さっと頭の位置が下がった。次の瞬間、クレバスにはの舌が這っていた。
「きゃっ・・・」
え!?嘘?そんな所汚いのに・・・!
 戸惑いながらも体は正直な反応を隠せない。滑らかな舌使いで花弁をチロチロとくすぐられると、再び蜜泉がざわつき始めた。 気が遠くなりそうな快感に身を委ねながら、舌がもっと良い場所に当たるように腰を動かしてしまう。しかしはすぐに顔を動かすとまた下の方をちょろっと舐めてはを焦らす。
 もう・・・何で?あの場所を知らない訳じゃないよね・・・。
「はぁっ・・・ああっ・・・」
 さっきからその近くを執拗に弄られて、じれったくて自分で触ってしまいそうになる。花びらはめくりあがってヒクヒク震えていた。限界がきたは腰を淫らに動かした。
「どうした?」
 忙しなく動くの様子を見たが尋ねる。
「触って・・・お願い・・・」
 物欲しそうに潤んだ目でお願いされると、すぐにしてしまいそうになるのを はぐっと堪えた。
「どこを触って欲しいの?」
「イジワル・・・分かってるくせに」
 はもどかしくて泣きそうになる。
「分かんねえよ。俺まだ2回目だもん・・・」
 困ったような顔で に言われるとはどうしようもなくなった。
「ね、教えて。自分の手でどこか触ってみてよ」
 優しく言うと、の手をとった。 に操られるようにその部分へと指先が移動する。人差し指が辿り着いたのは、熟して肥厚した小さな芽だった。
「ここ・・・」
 震える指が一点を指差す。
「へぇ・・・ここか・・・」
 はじっくり観察すると、つんと舌先でつついた。待ち焦がれていた刺激を受け、 の脳内を痺れさせる。子猫がミルクを飲むように小刻みに舌を動かす。
「ふぁ・・・あっ・・・あぁぁん」
 充血して弾けそうになっている芽をにぴちゃぴちゃと音を立てて舐められて、は一気に舞い上がった。
はここが感じるのか・・・。ひょっとしてここがクリトリス?」
「そうだよ・・・」
 一番の弱点を にじっくり見られて、恥ずかしくて堪らないのに、もっと見て欲しいとでも言うように蜜液を滴らせている。
「へぇ、初めて見た。もっと食べちゃおっと」
 の愛液を唇につけるとそのままクリトリスを円を描くようにくるくるとなぞった。
「あっ!やめてっ・・・」
 滑らかな刺激がに強烈な快感を与えた。下肢がジンジンと痺れを起こしてくる。「大丈夫?」と言いながらもは膨らんだ芽をいじり続ける。
「もう、やめっ・・・あっ・・・あぁぁ・・・」
 の頭の中で何かが弾け飛んだ。一気に筋肉が緊張すると、腰をビクンビクン跳ねさせながら頂点に達した。顔を近づけていたせいで、の液体がの口元に付着した。


「起きたか?」
 目を開けるとが心配そうな顔で覗き込んでいた。
 ああ、あたし、にクンニされてイッちゃったんだ・・・。
 一度限界を超えてしまうと、さっきまで淫らに喘いでいた自分が恥ずかしくなる。
「気を失う程、感じるなんてな・・・。俺のことは置いてきぼりで、このまま起きなかったらどうしようかと思ったよ」
 苦笑交じりの声では言う。
「ごめん・・・」
 は体を縮めると気まずそうに謝った。
 経験の少ないこいつにイカされるなんて、くやしい・・・。でもあの瞳で見つめられるだけで蕩けてしまうんだもの―。
「あんなの見せ付けられて、やばかった」
 の下半身はもう随分前から悲鳴を上げていた。気持ち良さそうにはしてたけど、が先に達するとは計算外だった。あれだけ我慢を重ねたのだから、自分で抜くのは勿体なさ過ぎる。何とか宥めながら、が起きるのを待ち続けたのだ。
「もう限界・・・」
 の上に覆い被さると、怒張したものを入り口にあてがった。既に避妊はしてあった。装着する時間も待てないほど欲望はピークに達していた。 の中に挿入して、腰を振ること以外は考えられない。

 蜜液が残っている洞穴へずずずっと奥へ押し込んでいく。再び男の表情になったに魅了されながら、は全てを受け入れる。
 一度時間を置いたの中はきつかった。
 やばい、すぐ出てしまうかもな・・・。

 すぐに激しく擦りたいのを我慢して、はじっとを抱き締めていた。そうしているとは膨張している自身が熱く脈打っているのを自分の中で感じられた。
、すごい我慢してたんだね・・・」
「あったり前だろー。会えない間、どんだけ辛かったと思ってるんだよ」
 の言葉が胸に突き刺さる。大好きな人と交わることの幸せを噛み締めた。
 あたしもずっと待ち続けてたんだよ。がドラマで女優さんとキスしてる時も、ベッドシーンをやってる時も・・・。我慢できなくて何度も自分に負けた。
「一人でしても良かったのに・・・」
「それはよくやってる」
「・・・あっそう」
 は一瞬、が自慰行為をしている所を想像して赤面した。夜遅くにすぐ傍に見える家で、 も同じことをしてたのだと思うと興奮を掻き立てられた。
 少し余裕を取り戻したが動き始める。心地良いリズムで律動され、の内部に再び波が押し寄せてきた。頑丈なセミダブルのベッドは少し動いた位ではびくともせず、二人を優しく受け止めてくれる。
 逞しいの背中を撫でながら は呟いた。
・・・き」
「何?」
「・・・・・・好き」
 それはとても小さな声だったが、の心にはどんなに大きな声よりもずっと響いた。体だけでなく心も今繋がる。互いを想う気持ちが蕩けて一つになった。
「初めて好きって言ってくれた」
 激情に身を任せて、挿入を深くした。相手を満足させたい気持ちはあるけれども、二人とも余裕がなくなっていた。擦れ合う部分からずちゅずちゅと卑猥な音が漏れている。
 が二度目の絶頂を迎えようとし、きつく締め付けを繰り返されたは、腰に激しい疼きを感じた。最後の力を振り絞るように奥をかき乱すと、は数ヶ月分の欲望を一気に解放した。

 近くの大学から12時を告げるベルが鳴った。丁度お腹も減っている頃のはずなのに、は睡魔に負けそうになっていた。に耳をかじられて、眠そうに目を擦る。
「おまえ、またイッたら寝るのかよ・・・」
「仕方ないじゃん。疲れたんだから」
 瞼を開けようとしても、とても重くて半分までしか開かない。
「しょうがねえなー。一眠りしたら飯食べるぞ」
「うん・・・おやすみ・・・」
 隣で眠りについたを、は飽きることなくずっと眺めていた。仕事でどんな綺麗な女優に会ってものことを忘れることはないだろう―。

彼とらぶエッチを楽しもう

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