polish woman 2 
 先生に抱かれてる時は本当に幸せ。
 テストでいい点数とって親に誉められたり、一流の大学に入って有名企業で働くことよりもずっと満たしてくれるんじゃないかと思う。
 これって堕落しかけてるのかな・・・。
 堕落する程の快楽。愛する人と繋がっている時の気持ち良さと言ったら、こんな言葉がぴったりだ。

「あぁぁっ!」
 先生の舌先があたしの主張しているであろう赤い蕾に触れて、理性が吹っ飛んだ。
 コリコリした部分を執拗に突っついたり、左右に小刻みに撫でられて意識が飛びそうになる。
 あたしは電流を流されたみたいに腰をずっとビクビクさせながら、泣きそうな声で喘いだ。
 股の間に顔を埋めていた先生と目が合ってドキリとした。
「すっごい淫らな顔してる」
「・・・先生だってすごくいやらしい顔」
 口元からは唾液が少しこぼれてるし、ギラギラした目つきであたしのアソコを見てるし。でも先生だったら許せてしまう。
「もっと乱れてもいいんだぞ」
 先生は再び蕾に口を付けるとちゅちゅっと吸い始めた。
 周辺がジンジン痺れて奥から熱いものが湧き出てくる感覚がする。
 入り口は絶え間なくヒクヒク動いてるし、これ以上の羞恥を見られたらまともに先生の顔が見れなくなるかもしれない。
「だっ、だめ…おかしくなる…」
「おかしくなっていいよ。乱れてるもめちゃくちゃ可愛いから・・・」
 か、可愛い?
 先生ってばそんなこと言ってあたしをその気にさせて。
 ああ!そんなことよりもう限界が近い。快楽が膨張して一直線にある場所に向かって連れて行かれそうになる。
「あっああっ…もぅ…やめ……」
 全てを任せて昇り詰めようとした時、秘所への刺激がぴたりと止まった。
「はい。のお望み通り、止めてあげたよ」
「へ?」
 ついさっきまで快感に酔いしれていたあたしは素っ頓狂な声を出してしまった。
 中途半端な所で置き去りにされて、おしっこを途中で止めてるみたいに気持ち悪い。
 先生の意地悪。
 あたしってば恨めしそうな顔で先生を見ちゃってるかもしれない。
「嘘。が一人でイっちゃうのを見るのも可愛いけど、やっぱ一緒にイキたいからな」
「もう・・・本当なんだか・・・」
「本当だよ。下半身が我慢できないって言ってる。その証拠に・・・」
 先生は自分の手で証拠のものを握って見せた。
 赤黒いそれは真っ直ぐ上を向いて勃起し、先端が先走りでてらてら光っていた。どう見てもグロテスクなんだけど、自然と欲しくなってしまうから不思議。
「す…ごいね…」
 息を呑んで先生のオトコを見つめる。
「そう言われたら悪い気はしないね」
 先生はそう言っていやらしく上下に扱いた。
 これが今からあたしの内部に入ってくるんだと思うと下腹部が疼いた。
 あたしの中に入りたいって、涙を流してる生殖器。
 早く一つになりたい。

 先生はあたしの傍で手早くスキンを装着している。
 高校教師という建前もあるのか、どこでする時だって必ず着けてくれる。
 あたしだってまだ赤ちゃんが出来たら困るから、そんな先生になら安心して身を委ねられる。

「今日はが上に乗って?」
「上?」
 いつもと違い、先生が仰向けになって寝ている。
「そう。俺に跨ってこれを挿れるんだよ」
 ピンク色のゴムに包まれて、お腹につきそうな位勃っているものを指差した。
 女性上位って言うのかな。女の人が上で腰とか振って気持ち良さそうにするやつ。
 でもあたしに出来るのかな・・・?
「出来ない?」
 戸惑っているあたしを見て先生が尋ねる。
「分からない。でもやってみる・・・」
「そうか。はいい女だな」
 低い声でそんなこと言われたら何だってやりたくなっちゃうじゃない。
「上に…乗れたらいい女になれるの?」
「そうじゃない。いつも受身じゃなくって、自分からも頑張ろうと努力しようとしてくれる。その姿勢が男にとっては堪らなく嬉しいんだ」
「そうなんだ・・・」
 でもそれって裏を返せば、男にとって都合のいい女にならないのかな。
 先生があたしを遊びの道具にしてるなんて考えたくないけど。
「その前にこれ外して?」
 あたしは繋がれている両手を差し出した。
「ああ、そうだな。を見るとつい、意地悪したくなってさ。…俺は好きな女の子を苛めるガキかって感じ」
 そう言って、先生は照れくさそうに笑った。
 小さな鍵を鍵穴に差し込んで回すと、カチッと音を立てて錠が開いた。
「ふふ・・・。何か先生可愛い」
「おい、可愛いってのは誉め言葉じゃないぞ。これから、そんなこと言えないような身体にしてやるからな」
「だって、ほんとに可愛いんだもん」
 自由になった手を使ってあたしは起き上がり、先生の上に跨ろうとする。
 クラスメイトの男子にヤキモチを焼く先生。
 我慢できなくなって学校でもあたしを抱いてしまった先生。
 女の子みたいに可愛いのとはちょっと違うけれど、頭を撫でて「よしよし」ってしたくなるんだよね。こんな事言ったらまた怒られるだろうけど。

 膝立ちになって先生のものを滑り込ませようと頑張る。
 自分から挿入するのって難しかったんだ。先がつるっと滑ってなかなか入らない。
「ねぇ、入らないよ…」
 まだ結合も終わってないのに音をあげてしまう。
「自分の割れ目を片手で大きく開いてごらん。ちゃんと中に入るまで、動かないようにしっかり俺のを握ってるんだよ」
 困っている先生はあたしにアドバイスをくれた。
 でも自分で開くって、そんなの恥ずかしい…。
「じゃあ、先生見ないでね?絶対見ちゃだめだよ?」
「分かった。目瞑ってるよ」
 先生が本当に目を閉じたのを確認すると、あたしは左手の人差し指と中指を使って大きな襞を広げた。タンポンを入れてる時みたいで格好悪い。
 先生のつるつるした怒張を握ると狭い入り口にあてがった。そのままゆっくりと腰を落とす。
 しっかりと押さえてと・・・お願いだから、入って!
 徐々に先っぽの方が中に入ってくる感覚がする。
 先生の太いものがあたしの膣内を押し広げてゆっくりゆっくり進入してくる。
 何かいつもよりもお腹が圧迫されて、いっぱいいっぱいって感じ。あたしの蜜でぬめった壁を滑りながら突き進んでくる先生のアレ。
 中が満たされていき、あたしは目を閉じて恍惚感に浸る。
 ああ・・・気持ちいい。先生のが入っただけでこんなに気持ちいいなんて。
「うう……いいぞ。上手だ…」
 下にいる先生が低い呻き声を漏らして、あたしの淫らな心をかき立てた。
「ああ・・・先生・・・」
 どうしよう。欲しいものは手に入ったというのに愛液が沢山あふれ出て来る。あたしの身体は何て欲張りなんだろう。
 ふと先生の顔を見ると、切なげな表情をしている先生と目が合った。
 嘘。目閉じてるから安心してたのに。半開きになってる口とか見られた!?
「やだ…見ないでって言ったでしょ」
の感じてる顔を見ないなんて、セックスの楽しみの50%が減ってしまう」
「50%って…。じゃあ、あとの半分は?」
 あたしが尋ねると、先生はそうだなーと言って、斜め上を見て少し考えていた。
 先生が下から突き上げて、あたしの身体を揺らす。
「んあっ・・・あぁっ・・・もうっ・・・・・・」
 不意打ちなんて、酷いよ。変な声が出ちゃったじゃない。
 先端が奥に当たってビリビリと痺れるような刺激が与えられる。
 先生の肩につかまって、震える身体を必死で支える。
「残りの50%は、の喘ぎ声とかすべすべの肌の感触とか、おXXXが俺のをぎゅうぎゅう締め付けてくる所とか」
 苦しそうに言いながらも、先生はいやらしい言葉を口にする。
「もうっ!このスケベ教師!!…あ、あんっ…」
 腰を回すように突かれて普段とは違ったところに当たり、新たな快感が生まれる。
「本当のことを言っただけだよ。今だっておまえはきつく締めてるじゃないか」
「そ、そんなことない…」
 本当は分かってる。先生のを咥えこんだだけで、あたしの中が悦んで筋肉が収縮してしまうことを。先生をもっともっとあたしのヴァギナで感じさせて、自分も気持ち良くなりたいと願っていることを。
「ほんとはな、と交わるだけで……気が狂いそうな程嬉しいんだ」
 途切れ途切れに言いながら、あたしの腰を掴んで激しく突き上げてくる先生。額に汗が滲んでいる。
「あたしも嬉しいよ…。先生、抱いて。もっとあたしを抱いて」
「ああ。何度でも抱いてやるさ」
 先生は起き上がるとあたしの背中をぎゅっと抱き締めた。そして甘いキスを交わした。
 先生の舌が官能的に蠢きながらあたしの舌に絡みつく。舌先さえも性感帯になったかのように下腹部が切なく痺れた。
 ずんっずんっ・・・
 まもなく、心地良い律動を始め、身体が揺さぶられる。 上半身も下半身も先生と繋がって、炎天下で食べるアイスみたいにとろとろに溶かされる。
 幸せ。出来ることならこうしてずっと繋がっていたい。このまま溶けてしまってもいい。
 くちゅくちゅ、ずちゅ、ぬちゃ・・・
 もうどこから音が発せられているのか分からない位、全身が蕩けてしまっている。それでもあたしの内部からは、淫蜜が止めどなく流れ出して先生の股間を濡らしてしまう。
 これはきっと相手が先生だからだ。
 他の人だったらこうはならない。前の彼氏だってあんまり濡れなくて痛い思いをした。
 あたしの身体をこんなに乱れさせるのは先生だけなんだよ。
「う…ああ……悪いけどもう我慢できそうにない」
 混ざり合った唾液を先生はごくんと飲み込むと顔を歪めて呟いた。
「あたしもダメ…先生、一緒にイこう?」
「ああ、いいよ。思いっきり乱れてイけ。俺もおまえの中でイクから」

 ・・・ほんとは薄いゴムの中なんだけどね。
 いつか、直接あたしの中に注ぎ込まれる日が来るのを信じて。

 先生の体重が圧し掛かってきて、あたしはそのまま後ろに倒された。
 膝を抱え込まれて挿入がより一層深くなる。欲望を加速させるように貪欲にストロークしてくる先生。
 奥深くの一点に先端が当たって火花が弾け飛ぶ。
 ダメ。そんなにされたら。一緒にイクって言ったじゃない。
「あぁ…先生、もう駄目だよ…」
「俺もすぐだ」
 先生の逞しい茎で深々と奥を突かれた刹那、スイッチが入ってしまった。
 あたしはガクガクと身体を震わせながら一気に高みへと昇りつめた。丁度その時、先生が低く呻いて搾り出すように激しく吐精したのを感じた。

「先生、激しかったね・・・あたし先にイっちゃったよ」
「でもまあ、ほぼ同時にイケただろ?俺はのイク姿を見るのも楽しみなんだよ」
 先生はそう言って唇に軽くキスをした。
「わざわざ見なくてもいいのに・・・」
 あたしは軽く拗ねて頬を膨らませた。
「それなら、俺を先にイカせてくれてもいいんだぞ?のテクニックでな」
 先生はあたしの頬っぺたを指で突っついて空気を抜くと、にやっと笑った。
「・・・分かった。あたし頑張るからね!」
 エッチのテクニックを磨こうと奮起しているあたしを見て先生はちょっと呆れていた。
「おいおい。ちゃんと勉強して大学に合格して、無事に卒業することが先だぞ?」
「分かってるよ。禁断の恋に溺れるだけのお馬鹿な高校生じゃないもん」
「何かそう言われるのも気に食わないな…」
 大丈夫。あたしは未来のこともしっかり考えている。一人になってしまった時のことも。
 高校在学中に誰かに見つかって引き裂かれる日が来るかもしれない。
 先生に他に好きな女性ができるかもしれない。
 先生に振られたら死んでしまいたい位悲しいだろうけど、今の楽しい思い出があれば生きていける気がする。
 今は色んな可能性を秘めている17歳。恋も勉強も趣味の音楽も頑張って、洗練された女性になるんだ。
 そしていつか先生を虜にするようないい女になってみせる。
「覚悟しておいてね、先生」
「ん?」
 きょとんと不思議そうな顔をする先生の唇を塞いだ。
  
―――――終わり―――――

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【あとがき】学校ではクールな優等生が、先生と淫らなことをする背徳さを表現したかったお話です。それでいてしっかりしている彼女に、先生はすっかり溺れているでしょうね。もっとハードな手錠プレイの方が読者にはうけたかもしれませんね…。

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