ドイツ一人旅 (小春日和さん) 前略、昨年のことです。 一人旅でどこか遠くへ行こうと思いまだ行ったことの無い欧州へ行くことにしました。 団体で行くのも嫌なので往復の航空券と最初と最後の宿だけ旅行社に執ってもらいました。 私は英語は達者なのですがその他はドイツ語を短大時代に取った程度です。 直行便で成田からミュンヘンへ、 飛行機の中ではビジネスクラスでしたので、隣は外人さん、 ドイツ人の50歳ぐらいのビジネスマンだけでした。 うとうとして来たので少し休みを取りました。 ブランケットを頂いてうとうとしているうちに寝込んでしまった様です。 昨晩まで若い部下達に留守中の指示をして、その足で飲みに行きました。 その晩は部下の山下君のアパ−トで皆と飲み続けましたが、 皆が帰ってしまい彼と二人だけになり朝まで彼のベットで。。。。。 会社では周知のこと気兼ねなく若い子に任せて。 着陸まで3時間ぐらいでしょうか、 ふと目が覚めると私、隣の方に寄りかかって腕に絡んで寝ているのでした。 ドイツ人の方も寝ているようでした。 起こしてはいけないと思いそのままにして、 着陸のアナウンスで彼が起きるまで勝手な構想にふけっていました。 彼は既婚しているのかしら、それとも独身? 空港に着いたら、奥様が迎えに来ているのかしら? アナウンスがありミュンヘン空港は雨、ですとのこと どういう風にホテルまで行こうか考えていました。 空港でゲ−トを出ると空港バスの案内があり、市内へバスで ホテルの名前を運手手さんに告げると、 バスは駅までしか行かないので途中でバスを降りたらタクシ−を待たせてくれました。 なんか至極ドイツの方は親切なんですね。 さてホテルについて部屋へ。 シャワ−を浴びて少し散歩、夕食でもと思い、フロントに行くために部屋を出た途端・・・、 そうなのです。 あの飛行機の中のドイツ人が隣のお部屋から出てきたのです。 私は少し赤くなって挨拶し、一緒のエレベ−タ−へ。 話をしているというより、しどろもどろで夕食にレストランを 知らないかと聞いてしまいました。 そして今、彼の経営するレストラン。 本店ではないけれど10数店もあるうちの一つのテ−ブルに彼と座っています。 ボ−イさんの目線が何か違うのです。 どうしても気になったので問うまわしに奥様はと聞くと、交通事故で、、、 彼女はどうしてもイタリアのオ−プンカ−が 欲しくて買ってあげた自分が悪いのだといっていました。 何でもアウトバ−ンでは時速200Kmで走っているそうです。 私も日本ではオ−プンカ-でなどと話しているうちに食事も終わり、ホテルへ。 彼はとても紳士で別れのときは此方までって居るのを見て、軽いほっぺのチュウでお別れ。 彼はバ−へ、私は部屋へもどりました。 翌朝朝食のときに会う約束をして。 翌日は彼がリィンダホフのお城へ彼の車で案内してくれることに。 食後外で待っていると、アストンマ−チンとか言う車で2時間のドライブ。 ロマンチックな1日を過ごして、夕方どこかホテルを探さないとと彼に告げると、 きれいな山小屋風のホテルへ。 玄関に車が入るとポ−タ−がMr何とかと彼の名前を告げるではありませんか。 これもあなたのと聞くと彼は笑って、や- や- ですって。 なんか豪華なスイ−トへ案内されて、メ−ドさんが隣接との 扉の鍵は開けますか? 何でともいえず、彼女は鍵を鍵束から外してさしたままで部屋を出て行きました。 あけるか あけまいか でも 開けたい、 勇気を出して開けておきました。 . 私がシャワ−を浴びていると、その続き戸が開く気配、、、 彼が私の部屋へ入ってきました。 どうもこれは彼の手 私からのサインと思ったみたい。 ガウンを羽織ってバスを出ると、彼はいきなり私を抱きしめキス、 私も・・・ 彼はロ−プを脱がすと抱き上げ、大きなベットへ 私をやさしく降ろして、彼の唇は優しく下方へ、、 とても山下君などの腕ではありません。 声を抑えていると彼はさらに強くやさしく愛撫してきました。 我慢できなく、とうとつの声を漏らすと私を抱き上げ前向きに彼と一つになりました。 大きいその肉の坊やで私はつき抜かれているような、何がなんだか分からなくなっていました。 自分に戻ると私は彼の上で、彼から羽交い絞めにされ、 突き抜かれている自分がサイドテーブルの時計に写っていました。 ことが終わると、彼は私を腕の中に休ませて、電話でディナーを予約してくれました。 身支度をしてきれいな夜景を見ながら今度は彼の隣に座りお食事、その夜はそのまま彼の部屋へ。 もうこのまま最後の日まで居たい私でした。 -------------End-------------- 女性のための官能小説メニュー |