最初で最後のmake love 3
二人の唾液が混ざってこぼれ出しそう。
義人は彼氏と違ってタバコを吸わないせいか口の中が清潔な感じがした。
もう待てない・・・早く繋がりたい・・・

「お前今彼氏いるの・・・?」
今まで触れないようにしていたけど、ついに聞かれた。
「・・・いないよ」
思わずそう答えてしまった。
もし居るって答えたら、意外と繊細な彼はそれ以上しないと思うから。

ここまで来たら義人も我慢できないという感じだろうか。
私の太ももの辺りの方に固いゴツゴツしたものが押し付けられている。
義人は起き上がってすばやくテレビを消した。
シンと静まり返る部屋。
二人のため息だけが聞こえる。

キャミを脱がされた。
ブラも外された。
それだけのことでバージンの時のように凄く恥ずかしくなった。
初体験の時より緊張しているかもしれない。かすかに震えてしまう。

「相変わらず痩せてるな」
そうつぶやくと優しく抱きしめてくれた。
そして色んな場所に優しくキスをしてくれた。

チュッ。
時には強く、甘噛みされるような感じで。
跡がついたらまずい!
そう思ったけど、それ程強くは吸われなかったので大丈夫だと思う。
だんだん私が望んでいる場所に近づいてくる。
もうちょっと...

二つの突起は何もされていないのに既にその存在を主張している...。
あなたに早く触れて欲しいと。
乳房を優しく包み込む大きな手
小高い丘の下の方からゆっくりと唇が近づいてくる。
ついに貴方の手が敏感になっている乳首をとらえた。
体がビクッと反応してしまう。

「んっ...あっ...」
自然とため息が漏れる。
女になった自分を義人に聞かれるのは恥ずかしいけど止められない。
義人の熱い熱い口の中に含まれる。
思わず眉をぎゅっとひそめた。

乳首を優しく吸われたり、舌でコロコロと転がされた。
「あっ……」
下半身がジンと熱くなってきた。
全て脱がされる頃には、愛液がはしたなく溢れ出しているかもしれない。
でもどうなってもいい。

義人と繋がることができれば、
義人に挿れてもらうことができれば、
下着が汚れてしまっても…

全身が性感帯になってしまったみたいで、
義人の愛撫を感じすぎて酸欠になってしまいそうだ。
片方の手が下腹の辺りに下がってきた。
緊張しているせいなのか、何だか少しくすぐったく感じる。

もっと下の方に来て…
心の中でお願いしていると、ゆっくりとショーツの中に手が入ってくる。
そしてもう十分潤っている中心を撫でられた。

「んんっ…っはぁ…あぁぁ……」
切なくて気持ちが良くて声が漏れてしまう。
奥深い所では我慢できずに、どんどんエッチな液体を生産しているはずだ。
秘所をなぞる義人の指はそのことを知っている。

昔触られた時、私は痛がるだけで感じる余裕なんてなかった。
義人ももう少し乱暴だったのに、もう二人とも大人になったんだね。
それぞれ違う環境で、誰か知らない人とそれなりに恋愛している。
でも、大人になったからと言って、二人の欲望は抑えきれない。
繋がりたいという気持ちは、あの頃よりずっと強いかもしれない。

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愛しの彼といつもより♡なHを

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