四人の秘密 2 
 いくら仲の良い男友達と言えど、そこは禁断の場所。
 石のように硬くなり、ドクドク脈打つのものがあった。
 先端に触れると、ヌルッとした生暖かい液体が指に付いた。既に先走りが出ているのだと分かる。
 どうしよう、彼氏以外のものを触るのなんて初めてで、どうしていいのか分からない。
、濡れてる・・・」
「お前が触ったからな。責任とれよ」
 そう言うと、いきなりあたしに覆いかぶってきて口を塞がれた。
「んっ…!」
「おい、声出すなよ。あいつらが起きるだろ」
 唇を一旦離し、小声で注意された。
 再びキスの続きが始まる。先の方に優しく舌をからませていたかと思うと、奥の方までぐっと差し込んできて口腔内を刺激され、あたしはとうとう力が抜けてしまった。お酒で火照った身体に火がついて、欲情が溢れ出しそうだ。
 やばいよ。あたし、もう自分の力では止められない。
 のキスだと何でこんなに感じるのだろう?
 滑らかな刺激が気持ち良くて、溢れる唾液も美味しくっていつまでも飽きることがない。
 あたしにもそこそこカッコいい彼氏はいるけど、もう3年も付き合っていて、最近はキスだけでは何も感じられない自分がいた。

 口元は蕩けそうになり、下半身からは熱い液体が流れ出たのを感じた。我慢しようと両足をぎゅっと閉じる。
「お前こそ、もうびしょびしょだったりして。」
「何言ってんの!」
 そうは言ったものの全く自信がなかった。
「お返しね。触ってやる」
「…止めてよ」
「濡れてるかどうか確かめるだけだ。お前の方から触ってきたんだから別にいいだろ?」
「濡れてないって!」
「じゃあ、いいじゃん。大人しくしてろ」

 はあたしのスカートをめくると、下着の上に手をあてた。そのまま中心部分に沿って指を這わす。
「あれ…?何かここ、湿ってるぞ」
 わざとらしくが告げる。
 をキスしたせいで、下着の上からでも分かる位、潤ってる。
  「あっ……」
 下着の隙間から指を差し入れられる。
 もうダメだ。きっとの指を汚してしまう。
 茂みをかき分けて大事な所に触れると手の動きが止まった。
「ふーん、感じてるんだ」
 勝ち誇ったように言われる。
 あたしは恥ずかしくて顔から火が出そうになりながら何も言えずにいた。とろとろのあそこに指がゆっくりと浸入してくる。
のここ、すごい濡れてる」
「そんなこと・・・言わないで」
 はにやっと笑うとキスをした。
 奥まで入れた後は、指を動かしてくれると思ったらの指は止まったままだ。
 これで終わり?どうして止まってるの?早く動かして欲しいよ…
 心の中でおねだりしていると、ますます愛液が溢れ出してきた。

「どうした?気持ちよくして欲しい?」
 あたしは我慢できずに頷くと、頭を撫でられ、の指も少しずつ動き始めた。ゆっくりかき回すように内壁を愛撫している。
「あっ…」
 我慢しようと思っても声が漏れてしまう。
 気持ちいいよ・・・。もっと、あたしのなか(膣内)を指で弄って、ぐちょぐちょにして。
 Gスポットをぎゅっと押さえられると「あぁんっ!」と大きい声が出てしまった。
ちゃんのエッチ」
 そう言われて、ますます興奮してしまった。
…あっ…もうだめぇ」
「何がダメなの?」
 あたしの手をつかみまたまた股間に誘導させる。トランクスの盛り上がった所が少し湿っている。もうどうなってもいい…。
 トランクスの中に手を入れ、溢れ出している液体を亀頭に塗りつけ優しく撫でた。ペニスがビクンと動き、は切なそうにため息を出した。

「なあ、…お願いがあるんだけど…」
「何?」
「・・・口でして欲しい」
 一瞬戸惑ったけど、「いいよ」と返事してしまった。
「腰、こっちに向けて」
 ちょうどの顔の上にあたしの腰がある。とても卑猥な格好だ。
 付き合ってもいない男の顔に水浸しのアソコを押し付けようとしている。
 今のあたし、欲求不満の淫乱女だと思われても仕方が無い。
 でも今までにない位、興奮して気持ちが良くって止められない。
 ねえ、…今だけ共犯者になってくれる?

 のアレ、お腹につきそうな位、立ち上がっている。
 あたしのせいでこうなってると考えたら嬉しくなった。
 茎にそっと唇をつけると、ずっと我慢をしていたのか、ドクン、ドクンと脈を打っているのが分かる。先走りをそっと舐めとり、舌を這わすとまた少し苦い味が口の広がる。我慢できなくなって手でペニス全体を握った。
「うぅっ・・・・・・」
 の感じている声が聞こえる。口を大きく開け、ゆっくりとペニスを包み込んでいった。口をすぼめて上下に動かす。裏スジをなめると、「あぁ…」とさらに切なそうな声を出した。

「ヤバイ、俺酔ってるのかな。イキそう…」
 はあたしの下着を脱がすと、秘部に舌をはわせた。暖かくぬるっとした舌がとても心地良く蕩けてしまいそうだ。
「やっ…」
 クリトリスを軽く押されると電流が走ったように感じてしまった。
 ねっとりと舌で撫でられる度に、淫心が掻きたてられる。
 もっともっと舐めて欲しい・・・
 刺激を与えられる度に腰がクネクネと動き、もっと欲しいと貪欲に訴えてしまう。
「エッチな汁が沢山出てるよ。」
 じゅる、じゅる ぴちゃぴちゃ・・・・・・
 わざと音を立てて愛液を吸われ、恥ずかしさと快感でどうにかなってしまいそうだった。
 負けまいと、あたしもペニスを吸い続ける。小刻みに舌を動かして鈴口を舐めたり、唇に力を入れて吸引したり…愛しいペニスを愛撫した。
 限界が近づいたのかの息が荒くなってきて、ついにあたしのアソコから舌を離してしまった。
「ごめん、俺・・・ダメかも」
 は自ら腰を突き上げてきた。あたしは必死で咥え続ける。
 顎が外れそうになる程膨張した肉樹を吸引する。舌先で筋張った所を撫で上げる。
 このままでいいからあたしの中でイって・・・。
 切なげに、押し殺した声が聞こえてきた。
「うっ…うぅ――」
 その瞬間、あたしの口の中での怒張がビクン、ビクンッ!と大きく痙攣し、大量の生暖かい精が吐き出された。次から次へと噴出するの白い欲望。
 量の多さにむせそうになりながらも全て受け止めてあげた。


「ごめんな、俺だけイっちゃって」
 はあたしを洗面台に連れて行き、うがいをさせると、謝った。
「別にいいよ。が感じてくれて嬉しかったし……」
 絶頂を迎えることはなかったけど、それ以上に興奮する体験をさせてもらった。
「ま、続きは今度してあげるからな」
「え!?」
「冗談だよ。お前とはずっと友達でいたいからな」
 あたしもとはずっと良い友達でいたい。
 今晩のことは二人だけの秘密。
 夕菜たちにばれてるかもしれないけど、二人も似たようなことしてたからお互い様だよね。
 彼氏に悪いからもう浮気はしません。に誘われない限りは。

―――――終わり―――――

【あとがき】やりたい盛りの淫らな大学生達のお話でした。ちゃんは立派な痴女ですね。今度は4人でするのも面白そうです(^-^)

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