大切なお客さんとしてこれからも 2 ≪投稿:Sarah様≫

  あたしと彼は、カフェからも近いモーテルの1室に入った。
「君とこんなとこに2人でいるなんて、夢みたいだ」
彼が言った。
 あたしは、そんな彼が可愛くて仕方なくなっていた。 今回はあたしから抱きついて、キスをした。
 いつもコーヒーを作ってくれる彼の大きな手が、あたしのおっぱいを洋服の上から撫で始めた。 あたしのおっぱいはもう、彼を求めてぴんと張っていたので、撫でられるだけですごく感じる。
「あぁん…」
 彼の前で、変な声が出てしまった。
「これ、すきなんだね?」
 彼はそう言って、あたしの服の下から手を入れると、おっぱいの立ったところを撫でたり、つまんだりして弄り始めた。
 どうしよう…さっきまであたしにとって、彼はただのカフェの店員さんだったのに、今は彼の前で、こんなエッチな声を出しちゃってる。
「あんっ、あっ、あぁぁん」
「君ってこんなエッチな声なんだね、感じると…」
 そういう彼の声も、興奮して息遣いが荒くなっていた。
 そしてついに、彼はあたしの服を脱がせて、あたしは下着だけになってしまった 。 あたしは恥ずかしくて顔が真っ赤になってたと思う。
「かわいい…こんなキレイなカラダだったんだね。これもみんな、脱がせるよ」
 そう言って、ブラジャーとパンティをはぎとると、あたしのおっぱいをコロコロ舐めはじめた。 彼の大きな手は、片方はおっぱいを、もう片方はあたしのつぼみの部分をコリコリつまんでいた。
 感じるところを一度に全部刺激されておかしくなりそうなのに、「かわいいよ…君の体って、やわらかくてあったかくて、すごくいい匂い。」と か、「すべてがかわいすぎて、俺も狂っちゃうよ」 とか言われて、ますます感じてしまう。 声にならない声を出し、彼の手もあたしのハニーでぐちょぐちょになってた。

 彼氏に悪いな…なんて気持ちはどこへ行ってしまったんだろう。 あたしも夢中になって彼にキスして、抱きついて、気づいたら自分から彼のモノにしゃぶりついてた。
「うっ…」
 彼が小さく、切ない声をあげた。
 彼のはおっきくて、とても一口じゃ咥えられなかったのでぺろぺろとなめることしかできなかったけど。 彼が聞いた。
「ねぇ、日本人の女の子って、こういうのどこで覚えるの」
 …えっ?そういえばどこだろう…
 あたしの場合は、昔付き合ってた人にさせられて覚えたけど… その話をしたら、
「こんな子供みたいなかわいい顔して、こんなエッチなことしてくれるなんて思わなかったよ」
 そういうと、一気にあたしを抱き上げて、言った。
「ごめん、俺、もう我慢できない」
 彼は乱暴にあたしを布団の上に押し倒した。 彼の大きなものが、あたしの中に入ってきた。 「キツっ…」と一瞬思ったけど、あたしの中はすでにびちょびちょに濡れていたので、するっと奥まで入っていった。
「あっ…」
  彼のものが奥にツン、と突いたので、つい声が。
「痛い?」彼が聞いた。 「ううん…痛くない」と言った。
「俺は君を抱くことはもうできない。君には彼氏がいるから。だから、この1回を、すごく気持ちいいものにしたいんだ。わかるよね」
「うん、わかる。あたしも、この1回を大切にしたい」
「今だけは彼のこと忘れて、俺だけを見て、俺だけを愛してくれるよね」
 彼のが入ってるだけでいっちゃいそうなのに、そんな可愛いことを言われて、ますます欲しくなってしまった。
 もう、話はいいから早くして…
「うん、あなただけを見る。今、あなただけを愛してる」
そう言うと彼は、気分が昇り詰めたのか、それとも話が終わって神経が下に行ったのか、 「はぁっ…」とエッチな声をだして、あたしの中をずぼっ、ずぼっっと行ったり 来たりしはじめた。
 あたしは感じすぎて、声も出なくなってきた。 古いモーテルの小さな部屋で、 昼間から、こんなエッチなことを、しかもさっきまでほとんど親しくなかった人と… なんて思うだけで、いってしまいそうになる。 実は、さっき彼の指で、1回いっちゃってるし。 なのに、またビクビクしはじめた。
「だめっ、そんなにしたら、もう…」
「イっていいよ、まだ何回でもイかせてあげるから」
 そういうと、彼のスピードがさらに速くなった。
「あんっ、あんっ、あんっ…!」
 果ててしまってグタッ、となったあたしを、彼は休ませてはくれなかった。
 彼のもので中を突かれながら、唇はまた蕩けるようなディープキスで塞がれた。 また、あたしの中が潤い始めた。 そして、それを何回繰り返しただろう。アメリカ人て、やっぱすごい…///

 何回かいかされたところで、ついに彼も
「俺ももうだめ。愛してるよ…ほんとに愛してる」
 一瞬切なくなった。
 彼がいったら、あたしたちのこの関係もおしまい。 もう、二度とこうしてつながることはない。 カフェの店員と、お客の関係に戻るのだ。 そうして割り切ってくれた彼が、あたしも愛しかった。
「あたしも…あなたのこと愛してる」
 あたしたちは、長い、深〜いキスを重ね、狂うように抱き合った。彼の動きにあわせて、あたしも腰を動かした。 彼と重なれて、幸せ…
「あっ、いくっ、いっちゃう…」
「ううっ、俺も…愛してる…」
 それは、彼氏とのエッチより、濃くて切ない、激しいものだった。
 少し休んで、シャワーを浴びた。
 モーテルの部屋のドアを開ける直前に、 「もう一度、ハグさせて。」といって、彼はあたしを抱きしめた。 それから一度だけ、軽いキスをした。 そっとね。

 彼は寮の前まで送ってくれた。 もうその頃には、あたしたち2人の会話には、平常が戻っていた。 途中、友達にすれ違っても 「この人、あそこのカフェの店員さん。知ってるでしょ?さっきばったり会ったの」なんて話したり。
 別れ際、彼が言った。
「さっきも言ったけど、このことはもう忘れてね。気まずくなって店に来ないと か、しないでよ。」
「うん、わかってる。あなたも忘れられるの?」
「俺は、今彼女もいないし、当分君のこと思い出してオナニーすると思うよ。悪いけどその間は、オカズにさせてくれ」
 そう言って笑った。あたしもつい笑った。
「でも、君のことは友達としてすごく好きだし、大切なお客さんとしていつまでもみていたいから。君が来てくれると、俺も元気に仕事できるから」
「あたしもあのカフェがいやすくて好きだし、あなたと話せるの楽しいし、これからも行くよ」
 そう言って、さよならをした。
 彼とはほんとにあの1回きりだった。
 その後もカフェで会っても、今まで通りに接してくれた。 彼の名前も知らないし、あたしの名前も知らないと思う。 でも、これでよかったんだ。

―――――終わり―――――

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