甘かった生活 (ののみ様)

私には、夫と2人の息子がいます。自分で言うのも変ですが、一応、井川遥や黒木瞳に似ていると言われることもあり、顔もスタイルもそこそこイケてる方だと思います。派手でもなく、堅いタイプでもなく、どちらかというと気さくな美人と思われているようです。こんな私のことを職場の男性たちは口説きにきます。私には夫や子どもがいるのに、どうして声をかけてくるのだろうと思うのですが、悪い気はしないので、それなりに楽しく対応しています。

彼は、銀行から転職して私の職場に配属されてきました。それほどイケメンという訳ではありませんが、まあまあイケてる方だと思います。他の同僚男性とは違って洗練されたビジネスマン風で、真面目で仕事ができて、とても頭が良いという印象でした。そんな彼も、他の男性同様、奥さんがいるのに、私に声を掛けて気を惹こうとしました。でも、私が彼に対して特別な感情を抱くことはありませんでした。始めのうちは。

それから、何年か経って、単身赴任していた夫の浮気が発覚して、それを理由にしたくはないのですが、そのことが落ち着いたころのことです。彼が出張に行くたびに、ささやかなお菓子を買ってきてくれたりして、少しずつ、彼のことが気になるようになってきてしまいました。そして、いつの間にか、彼のことを想っては、胸が苦しくなるような状態になってしまったのです。彼も、私の態度が変わってきていることを意識しているような気がしました。

その年のバレンタインデーに、彼にチョコレートをあげようと思いました。普段、お菓子を貰っているお礼という理由で義理チョコを渡すのならば不自然ではないし。でも、本心では全く義理なんかではなくて、私の気持ちをわかってもらいたいな、なんて期待していました。

バレンタインデーになり、どうやってチョコを渡したら良いか少し困りました。普段、あまり一緒に仕事をすることがないので、義理チョコだとしても、人に見られたら変に思われそう。やっぱり、給湯室とかロッカールームかなと考えて、彼がロッカールームに入るのを見て、すぐに後を追って私も中に入りました。ちょうど、他に人がいなかったので、今しかないと思って、思い切ってチョコを渡しました。すごくドキドキしながら「いつものお礼です」と言って渡すと、彼から「単なるお礼?」と、訊き返されました。図星だったので、うろたえてしまい「えっ?」としか言えず、そのままロッカールームを後にしました。すごくドキドキしているのが、きっと彼に伝わってしまったと思います。渡せて良かったのか、もし迷惑に思われたらどうしよう。でも、そんなことない。彼、私に気があるはずだもの。それに、たぶん、ロッカールームに入ったときも、あとから私が入ってくると予想していたはずです。いい大人が女子高生のようなことをしているという恥ずかしい気持ちもありましたが、何といえばいいのでしょうか、充実感みたいなものがありました。彼のこと、本当に好きになってしまったのです。

それから何日かして、彼と二人きりになったとき、彼から告白されました。月並みな表現ですけど、すごく感動しました。そして、私も自分の気持ちを打ち明けました。気持ちが通じ合った。嬉しい。でも、それだけの関係。深い関係にならなければいい。そう自分を納得させました。
その日以来、彼に会いたいという気持ちで職場に通うようになり、週末になると月曜日が待ち遠しくて仕方ありませんでした。二人きりで食事に出かけたこともありましたが、お互い家庭があるため時間をつくるのが難しくて、なかなか落ち着いて二人きりになれません。休憩室などで逢い引きをするか、仕事帰りに郊外の公園の駐車場に車を停めて会話をするくらいしか。それも、子どもを保育所に迎えに行くまでの、わずかな時間だけ。結局、キスまでは間もなく許してしまいました。

ある夜、駐車場に停めた車の中で、いつもの流れでキスをすると、彼の手が私の胸に当てられました。一応「だめ」とは言ったけど、でも、ブラウスの上から触るくらい許してもいいかなと思ったし、彼が喜んでくれるなら触らせてあげたいと思いました。
彼は、すぐに乳首を探り当てました。ブラのカップが柔らかい生地だったのと、乳首が固くなってしまっていたから簡単に分かったのでしょう。いけないと思いつつも、すごく感じてしまいました。彼の指で摘ままれるたびに、体が反応してしまいました。気がつくと、ブラウスのボタンが外され、彼の手がブラの隙間から入り直接私の胸に触れました。布越しと全く違う。乳房を手のひらで包まれただけで全身が痺れるような感じがして。乳首を摘ままれると、思わず声が出てしまいました。乳首、すごく固くなっている。もっといじって欲しいけどどうしよう。

彼は、ブラをずらして私の乳房を露出させて、乳首を口に含みました。すごく感じる。もっと舐めて欲しい。そう思っていると、突然、強い刺激がきて、「あんっ」と声を出してしまいました。彼、乳首を甘噛みしてました。何回も、微妙に強さを変えながら。ダメ、変になっちゃう。おなかの奥の方が疼いて、堪らなくなって、私は太腿をキュッと閉じてモジモジと擦り合わせていました。もう溢れそうになっているのがわかる。でも、これ以上はだめ。

彼が私の下半身に手を伸ばしてきたので、私は強く抵抗しました。「これ以上いってしまったらいけないと思うの。だからダメ。」と言って。すると彼は、「もう、ダメなこと、十分しちゃっているよ」と言うのです。でも、この一線を超えるのと超えないのとでは違うと思い、必死に抵抗を続けました。それでも、乳首を刺激されつづけると、疼いて疼いて堪らなくなり、彼も触るだけだというので、そんなの嘘とわかっていながら、下着の中に手を入れることを許しました。溢れさせているのがわかってしまう。でも、触ってもらいたい。この疼きをなんとかして欲しい。

彼の指が、割れ目に滑り込むと、自然と体が反応してしまい、体の奥から熱いものが滲みだしてくるのがわかりました。溢れていく、溢れさせないように堪えていたのに、彼の指の侵入で溢れていく。こんなに濡れやすかったかしら。
予想していたことだけど、彼は、入れさせて欲しいと言ってきました。私は拒みましたが、でも本当はしたい。入れて欲しい。だって、すごく疼いてしまって。つい「ダメかも、我慢できないかも。」と言ってしまいました。彼が、私の下着に手を掛けてきたのに合わせて、腰を浮かせたり、靴を脱いだりしました。でも、脱がされた下着は、すぐに奪い取りました。だって、ぐちゅぐちゅに濡れていて、それを彼に見られるのが嫌だから。私が、足を広げると、彼がそこに割って入ってきました。彼がスカートを捲って入れようとするのに合せて、私も腰を少し浮かせて彼が入れやすいようにしました。お尻を露出させて、すごくいやらしい格好してる。欲しがっているのを彼に悟られたくない。でも、早く入れて欲しい。こんなにも欲しいと思ってしまうなんて。

そして、彼のものが私のところに触れました。「えっ!何?」一瞬戸惑いました。大きい。すごく大きい。これが入ったら、どうなるの?そう思っていると、すごい快感が押し寄せてきました。気持ちいい。いっぱいに満たされて、奥の方まで届いている。疼きが満たされていく満足感と、彼とひとつになれた喜びでいっぱいでした。彼と結ばれたんだ。でも、気持ち良すぎる。変になりそう。彼は、ゆっくりと腰を動かしました。時々、入口のあたりで浅く出し入れしていましたが、そこ、子ども産んだせいで少し緩くなっているんです。全然気持ち良くなくて、つい「ねぇ、どうしたの?」と、案にもっと奥の方へ入れて欲しいと訴えてしまいました。

彼が腰を動かしながら、「気持ちイイ?」って訊くので、「うん。気持ちイイ」って答えました。更に彼が、「どの辺が気持ちイイ?」って訊いてくるので「奥の方」と、答えて、私は太腿を広げて腰をせりだして、もっと奥まで入れるように促しました。私、ものすごく濡れてしまって、いっぱいお尻の方まで伝っていくのがわかりました。きっと、シートの上に水溜りができているはず。彼に気付かれたら恥ずかしい。でも、気持ち良くて堪らない、蕩けてしまいそう。彼、すごい。もうイク。

イクと思った瞬間、彼、動きを止めるのです。ありえない。意地悪。私は、思わず「いやぁ」と叫んで、腰を強く押し付けてしまいました。「やめちゃイヤ。お願いイかせて。早く、イかせて。」言葉にはしませんでしたが、そういう思いで体で催促していました。こんな私を見て彼に何と思われてもかまわない、早くイかせて欲しい。ただそれだけでした。彼はすぐに腰を動かしてくれました。私は彼の肩にしがみつき、腰を動かして、激しくイってしまいました。

今、見せた姿は、私じゃないよ。あなたのせいであんな風になっただけなんだから。意地悪。あなたは全然イかないで、私ばかり気持ち良くなっちゃって。
彼、私の指をクリトリスのところに持っていくんです。擦れってこと?イイよ。だって、気持ちいいから。私は、クリトリスを押し込むように擦り、彼の腰の動きも激しくなり、そして、一緒にイきました。彼は、私のおなかの上にたくさんの熱いものを出しました。中に出して欲しいけど、それは絶対ダメ。彼が優しく後ろから抱きしめてきたので、私は、あることを確かめようと、手を後ろに回しました。そして、彼のものをそっと握りました。やっぱり、大きい。すごい。これが入っていたんだ。

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